Ⅰ-11、一斉選挙 参院選(4月20日)

石坂6年議員、小川3年議員に当選

 戦後の国会に設けられた参議院の初めての選挙は、定数100の全国区と150の地方区に分かれ、得票上位の任期6年議員と、下位の3年議員が半数ずつ選ばれました。富山県の地方区には定数1に3人が出馬し、保守系を一本化した自由党の石坂豊一がトップ当選で6年議員、国民協同党で立候補した農本党の小川久義が3年議員に当選しました。社会党の海老名一雄は及びませんでした。石坂は2期12年、小川は1期3年務めます。

全国区の県関係者では、滑川の住職で元龍谷大学教授の梅原真隆、社会党で全逓中央執行委員長の水橋藤作、高岡出身の女性運動家で民主党の高良とみが6年議員に当選しました。朝日町出身のジャーナリスト、細川嘉六が共産党から出馬して当選し、3年議員となりました。

全国的には片山哲委員長の社会党が47で第一党となり、吉田茂の自由党38、芦田均の民主党28、三木武夫の国民協同党9、徳田久一の共産党4などとなり、無所属が半数近い111を占めました。無所属の梅原は当選後も政党に所属せず、同じ保守系無所属の下条康麿、山本有三、田中耕太郎らとともに院内会派「緑風会」を設立しました。高良も後に民主党から緑風会に移っています。

県選挙区の石坂と全国区の梅原、水橋は滑川市の出身です。滑川市出身者が一度に3人当選したことが特筆されます。

第1回参院選富山県選挙区/昭和22(1947)年4月20日
157,430石坂豊一72自由党
98,222小川久義47国民協同党
 84,168海老名一雄62日本社会党

コメント

タイトルとURLをコピーしました