富山県の政治や行政を取材する「県政記者」を経験してきたわたしたちは、政治家や周辺の人たちから多くの打ち明け話を聞いてきました。政治決着の裏話や権力闘争、選挙戦の内実など、おもしろおかしく加工されていたり、自分に都合良くすりかえられていたりもしましたが、富山県政の歩みは、魅力的な話題に満ちていると感じてきました。
あらためて先人の足跡をたどり、記憶や口伝えを記録して、県政を多面的に伝えたいー。そんな共通の思いで、戦後80年を迎えた令和7(2025)年夏、富山県政研究会と名付けた勉強会を始めました。資料をひも解いたり、互いの記憶を持ち寄ったり、話をうかがったりした結果を発表する場として開設したのが、このウェブサイト「とやまクロニクル」です。
太平洋戦争が終わった昭和20年夏を起点として、戦後の富山県政のあゆみを追っていきます。選挙結果や政党の動向を中心に、語り継がれてきたエピソード、象徴的なトピック、人物像などの断片を一つずつ積み上げていきたいと考えています。
多くの方が富山県政に興味関心を広げ、読み解き、考えるためのガイド役となることを目指します。
共同代表 河田稔、岩本聡、木村聡